去る12月7日(土)第二回豊見城中央病院祭は「知ってください!友愛医療センター~友愛会グループのこれから~」をテーマに開催されました。
たくさんの地域の方々や職員、そのご家族が訪れ大盛況に終わったイベントの様子をレポートします。
豊見城中央病院祭とは!?
開催のきっかけ
第一回目は2018年に開催されました。
病院祭は、より多くの方に豊見城中央病院について、友愛医療センターへの移転について知ってもらうために開催することになりました。
今年のテーマに込められた思い
昨年度の病院祭は院内の職員をメインターゲットに開催しましたが、今年度は地域の方に広く広報を行いました。
今年のテーマは、「知ってください!友愛医療センター~友愛会グループのこれから~」このテーマには、「友愛医療センターの移転や、南部病院の移転について多くの方に知っていただき、今後の友愛会の変化に注目してもらいたい。」という職員の思いが込められています。
病院祭開催までの道のり
病院祭実行委員の役割
病院祭は、職員の手作りで行われます。
開催にあたって、院内の各部署から担当者を選出してもらい約30名のメンバーが病院祭実行委員となりました。このメンバーで開催までの準備を進めます。
今年はチーム制を取り入れ、メンバーはそれぞれ、運営事務局、広告班、物品調達班、会場レイアウト班、ブース担当班に分かれて役割を担当しました。
開催までの準備
チーム制にしたことで、各チームでやらなければいけないこと、いつまでにやればいいのか、何を準備すればいいのかといったそれぞれの役割が明確となり、大きな問題もなくスムーズな準備、運営ができました。
会場レイアウト班には院内の飾りつけなどをお願いしたのですが、さまざまなアイディアを活かしてもらい、とても明るく楽しい雰囲気を作ることができたと思います。
いざ開催と思ったら・・・まさかの延期!
実は当初、病院祭は10月5日に開催の予定でした。しかしこの時期には珍しく、沖縄でインフルエンザ大流行。患者さん第一の病院で感染リスクを増やすわけにはいきません。延期を決定しました。
延期が決まった時は、正直に言いますと、「なぜこの時期に・・・!!!!!!」と思いました。一般的なインフルエンザの流行時期は12月以降だと思いますが、なぜ病院祭直前に流行するのかと・・・。
病院祭直前で準備も着々と進んでおり、院内も活気づいていたタイミングだったので非常に悔しかったことを思い出します。
そんなこともありましたが、12月7日に無事開催することができました。
見どころ満載の人気ブースをご紹介
今年は約25のブースが出店しました。屋台の出店も予定していましたが、残念ながら当日の悪天候により急きょ中止にせざるを得ませんでした。屋台を楽しみにしていた方もいたようなので、次の病院祭では出店できるように願うばかりです。
いくつか人気だったブースを紹介します。
一番の人気は「手術室見学ツアー」
やはり一番人気は、昨年同様に手術室見学ツアーです。普段手術室は清潔を保たなければならないため、関係者以外は絶対に入ることができないエリアです。
そんな特別な場所を見学することができる機会とあって、人気も非常に高いです。
見学ツアーで手術室を案内するのは実際に働いている医師たち。説明がとても面白く勉強になると評判です。予約制のこちらのツアー、すぐに全部の時間が埋まってしまい、今年は対応時間を増やしてもらいました。予定よりも多くの方に見学していただけました。
意外な人気!?薬剤科のおくすり分包体験コーナー
薬剤科のおくすり分包体験も非常に人気のコーナーでした。
お菓子をくすりに見立てて、分包機を使い、おくすりの調剤体験を行います。薬包にはかわいい人気のキャラクターが印刷されており、渡される袋には自分の名前が印刷されて渡されます。
体験した子供たちがみんな笑顔なのが印象的でした。
産科 妊婦体験ブース
重さ約10キロのおもりをお腹に担いだ状態で、椅子にかけて靴下を履く動作をしたり、床に落としたボールペンを拾ったり何気ない動作を行います。
妊婦さんの身体を疑似体験することで、妊娠中の身体の動きづらさや負担感を体験することができます。体験後は妊婦さんを労る気持ちがよりいっそう芽生えますね。
また、小さいこども向けにはお産を体験するコーナーを用意しました。産道に見立てた布袋に入り生まれるまでを体験します。最後は助産師から「生まれました、おめでとう!」と声をかけられます。
診療科の各体験ブース
外科体験コーナーや内視鏡体験、カテーテル体験など、診療科の先生が出店している体験ブースはどのブースも人気が高く、長蛇の列ができていました。
こどももおとなもみんな一様に真剣なまなざしで体験をしていました。病院祭での経験を通していつか医療従事者を目指す子が増えてくれるといいなと思います。
ご来場者の声
多くの方にお越しいただき、大盛況となった病院祭。ご来場頂いた方からは
「楽しかったです!」
「また次年度も開催してほしい。」
といった声が寄せられました。実行委員として非常に嬉しく思います。
また反省点としては
「病院祭の開催を直前までしることができなかった。」という意見も見受けられたので次回の病院祭では改善点として周知方法を強化していきたいと思います。
実行委員会に入って運営してみて
豊見城中央病院祭第2回目の開催で、悪天候にもかかわらず多くの方にご来院頂きました。ありがとうございます。
突然の延期によって一度は実行委員メンバーも意気消沈してしまったのですが、実行委員長の山内先生や看護部、運営に関わっていただいた多くの方の協力のおかげで再び盛り返し、無事に盛況に終えることができました。多くの地元の方、職員家族が来場されていたため来年度新病院【友愛医療センター】移転に向けた周知・広報の場としてたくさんの方に友愛医療センターについて知っていただけたのではないかと思います。
実行委員会のメンバーも和気あいあいと楽しく準備を行うことができたのも、いい思い出です。また、実行委員として毎週病院祭の作業をしながら後輩や他部署の先輩職員と話す機会があり、病院祭を通して多(他)部署とのつながりをもてたことは、一番の収穫になりました。
実行委員として関わることができて本当によかったと思います。
次年度の開催は、新しく移転した「友愛医療センター」で開催予定です。職員一丸となって、開院に向けて取り組んでまいります。
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